2022年2月23日水曜日

京都生命倫理研究会の歩み 2009年6月〜2018年12月

 2009年6月27日(土) 京都女子大学S校舎S207

1、森本誠一(大阪大学) 「現場から考える医療福祉の倫理——アンソロジー症候群再考」

2、『妊娠中絶と生命倫理』翻訳検討会

 ジョン・ヌーナン「歴史上ほぼ絶対的な価値」(1970)

 J. J. トムソン「妊娠中絶の擁護」(1971)

 バルーク・ブロディ「トムソンの中絶論」(1971)

 マイケル・トゥーリー「妊娠中絶と新生児殺し」(1972)

 ジョン・フィニス「妊娠中絶の是非」(1973)

 メアリ・アン・ウォレン「妊娠中絶の道徳的・法的地位」(1973)

 ジェーン・イングリッシュ「中絶のひとの概念」(1975)

 R. M. ヘア「妊娠中絶と黄金律」(1975)

 ドン・マーキス「なぜ妊娠中絶は不正なのか」(1989)

 ロザリンド・ハーストハウス「徳の理論と妊娠中絶」(1990)

 スーザン・シャーウィン「フェミニスト倫理のレンズを通した妊娠中絶」(1991)

紹介とコメント:小城拓理、藤枝真、相澤伸依、鶴田尚美、山本圭一郎、林誓雄、江口聡他

3、神崎宣次(京都大学) 「非人間中心主義の再検討」

4、コメンテイター 安彦一恵(滋賀大学)


2009年9月12日(土) 京都大学文学部新館第6講義室

1、永守伸年(京都大学) 「障害者の自己決定論—自律概念の再検討を通じて」

2、藤井薫(奈良県立大学)「会話と虚構(フィクション)----生命倫理における「ナラティヴ」再考----」

3、Ralf Stoecker(ポツダム大学) 「死刑と人間の尊厳」


2009年12月27日(日) 京都女子大学S207教室

1、林芳紀(東京大学)「偶発的所見の対処義務の基礎付け問題とその含意」

2、小林真紀(愛知大学)「ヨーロッパ人権裁判所の判例にみる利益の衝突とその解消の可能性—私生活および家族生活の尊重に対する権利との関わりにおいて—」

3、坂井昭宏(桜美林大学)「倫理学者が犯罪防止対策に関わるわけ」

4、飯田亘之(千葉大学)「安楽死合法化のもたらす問題について」


2010年3月20日(土) 京都女子大学S校舎S207

1、柿本佳美(京都女子大学)「フランス社会と遺伝診断」

2、丸山徳次(龍谷大学)「加茂「社会哲学」における法・道徳関係論と政策論」

3、児玉聡(東京大学)「ハート・デブリン論争」

4、水谷雅彦(京都大学)「生命倫理」(仮題)

5、竹山重光(和歌山医科大学)「環境倫理学のゆくえ」

6、安彦一恵(滋賀大学)「社会哲学の復権・応用倫理学の確立」

7、加茂直樹「社会保障」(仮題)およびリプライ


2010年9月19日(日) 京都女子大学S校舎S207

1、江口聡(京都女子大学)「性的同意についてのA. ウェルトハイマーの議論」

2、児玉聡(東京大学)「野田聖子衆議院議員の卵子提供を用いた妊娠について」

3、永守伸年(京都大学)「客観性なき実在論——近年の道徳心理学における感情主義の検討」

4、大庭弘継(南山大学)「人道的介入の責任を取らされる人々:呼応可能性としての責任がもたらす構造的暴力」

5、桜井徹(神戸大学)「リベラル優生主義をめぐる生命観の相克」


2010年12月26日、27日 京都大学大学院文学研究科第一講義室

26日

1、磯部哲(慶應義塾大学法科大学院)「感染症医療・精神科医療における患者の権利と強制措置——行政法学の立場から」(仮)

2、安彦一恵(滋賀大学)「道徳心理学について」(仮題)

3、加茂直樹「現代日本の社会保障——何が論点か」

4、高田純(札幌大学)「カントの生命・身体論--人間性の尊厳との関係をめぐって」

5、品川哲彦(関西大学)「ハーバマスの類倫理の問題提起再考」

27日

1、水谷雅彦、永守伸年、尾崎健太郎、津井淳平(以上、京都大学)「健康概念の哲学・倫理学的総合研究」科研についての報告

2、浅野幸治(豊田工大)「完全自由主義の立場から(リバタリアン)の臓器売買容認論・禁止論」

3、児玉聡(東京大学)「たばこ規制の倫理と論理」

4、寺本剛(中央大学)「世代間倫理の権利論的アプローチ(仮題)」

5、神崎宣次(京都大学)「環境倫理学の道徳心理学」


2011年3月27日(日) 京都女子大学S校舎S207教室 

1、杉本俊介(京都大学)「バーナード・ウィリアムズによる批判から道徳の規範性を擁護する」

児玉聡『功利と直観』(勁草書房、2010)合評会

3、安藤馨(神戸大学)コメント

4、山本圭一郎コメント

5、児玉聡(東京大学)リプライ


2011年6月26日(日) 京都女子大学S校舎S207教室

1、中村嘉孝(医療法人オーク会)「統計の生命倫理」

2、柿本佳美(大阪産業大学)「親密圏の公的領域化−日仏DV政策を手がかりに−」

3、浅野幸治(豊田工大)「P・シンガーの「援助する義務」論──距離はどのように道徳的に重要か」

4、丸山徳次(龍谷大学)紀平知樹(大阪大学) 「ポスト・フクシマの社会を考える」


2011年9月17日(土) 滋賀大学大津サテライトプラザ

1、永守伸年(京都大学)「道徳心理学における「二重過程モデル」再訪」

2、山本圭一郎(立命館大学)「経験的証拠と道徳的動機づけ問題」

3、伊勢田哲治(京都大学)「道徳的人格を演じること:役割理論の動機内在主義への含意」

4、佐々木拓(立命館大学)「メタ倫理学における不整合主義という考え方」

5、神崎宣次(京都大学)「向環境的行動に関する "value-action gap" 問題にメタ倫理学における内在的主義/外在主義の議論は貢献できるか」


2011年12月25日(日) 京都大学文学部第一講義室

1、児玉聡(東京大学)「功利主義と公衆衛生(仮)」

2、鈴木真(南山大学)「"everybody to count for one, nobody for more than one"ベンタムの金言、欲求充足、個人間比較と不公正の回避」

3、久木田水生(京都大学)「ロボットは価値的記号を理解しうるか」

4、伊藤邦武(京都大学)「プネウマについて(仮)」


2012年3月25日(日) 京都女子大学S207教室

1、浅野幸治(豊田工業大学)「シンガーの援助義務論とポッゲの世界正義論」

「安彦一恵先生の業績をふりかえる」シンポ

2、神崎宣次(京都大学)「ランドスケープ論 」

3、林誓雄(京都大学)「社会哲学 」

4、杉本俊介(京都大学)「why be moral問題」

5、小城拓理(京都大学) 「教育論」

6、安彦一恵(滋賀大学)リプライ


2012年6月24日(日) 京都女子大学S校舎S207教室

1、神崎宣次(滋賀大学)「Moral Patient をインフレさせる三つの方法」

2、岡本慎平(広島大学)「「機械倫理学」の倫理学:ロボット開発をめぐる二つの倫理学の統合へ向けて」

3、清水和巳(早稲田大学)「人の生死はピーナッツ?」

4、清水和巳(早稲田大学)「「責任と補償」問題への実験的アプローチ」


2012年9月22日(土) 京都女子大学S校舎S207教室

1、林芳紀(立命館大学)「感染症の倫理—予防接種」(仮題)

合評会:児玉聡『功利主義入門—はじめての倫理学』

2、岡本慎平(広島大学) 批評

3、佐藤岳詩(京都大学) 批評

4、浅野幸治(豊田工業大学) 批評

5、児玉聡(東京大学) 著者リプライ


2012年12月22日(土), 23日(日) 京都大学文学部 総合研究2号館 地階 第8講義室

12月22日(土)

1、丸祐一「ニューヨーク州緩和ケア情報提供法について」

2、神馬幸一「スイスにおけるPASの問題に関して」

3、小出泰士「フランスにおける終末期医療の思想」

4、松田純「ドイツにおける患者の事前指示の法制化とその後の展開」

12月23日(日)

1、坂井昭宏「万引き多発校の校名公表—コミュニタリアン・アプローチ—」

2、霜田求「遺伝学的検査ビジネスをめぐる諸問題——祖先検査と子ども才能検査を中心に」

奥田太郎著『倫理学という構え』(ナカニシヤ出版、2012年)合評会

3、上村崇 批評

4、神崎宣次 批評

5、蔵田伸雄 批評

6、品川哲彦 批評


2013年3月16日(土) 京都大学文学部 新館第一講義室

1、浅野幸治「J・ロールズ『万民の法』の1つの仮定──貧困の国民主義的説明は正しいか」

佐藤岳詩著『R・M・ヘアの道徳哲学』(勁草書房、2012年)合評会

2、坂井昭宏 批評

3、鈴木真 批評

4、林芳紀 批評

5、Jochen Vollmann (Ruhr-Universitaet Bochum), "Oncologists’ criteria for end of life decisions in cancer: results from qualitative research"


2013年6月29日(土) 滋賀大学大津サテライトプラザ

1、小門穂「フランスにおける代理出産の現状」

2、浅野幸治「D. ミラーの世界貧民救済責任論」

3、高江可奈子「エンハンスメントの是非を巡る議論枠組みの再検討」

4、佐々木拓「ロボット倫理学の基礎:責任とコントロール」

5、神崎宣次「宇宙環境倫理学についてのサーベイ(暫定版)」


2013年9月21日(土) 京都女子大学現代社会学部(S校舎2階S207教室)

1、林芳紀(立命館大学)「新型インフルエンザ対策に伴う医療資源の配分の問題——パンデミックワクチンの優先順位」

2、稲葉振一郎(明治学院大学)「宇宙倫理・ロボット倫理・ヒューマン・エンハンスメント倫理の交差点としてのポストヒューマン論」(仮)

ワークショップ「異議申し立ての諸形式についての倫理学的研究」

3、神崎宣次(滋賀大学)「異議申し立ての諸形式: 倫理学的アプローチ」

4、奥田太郎(南山大学)「内部告発における異議の構造」

5、本田康二郎(金沢医科大学)「原子力ムラへ異を唱えるということ —『Fukushimaレポート』発刊の経緯—」


2013年12月28日(土) 京大文学部第一講義室

1、浅野幸治(豊田工業大学)「倫理的菜食主義は理論か直観か──一ノ瀬「動物たちの叫び」に寄せて」

2、鈴木崇志(京都大学)「事前指示の撤回に関する倫理学的考察」

3、中澤栄輔・土屋敦(東京大学)「脳科学研究と研究倫理—同意のあり方に焦点を絞った検討」

4、稲葉振一郎(明治学院大学)「宇宙倫理・ロボット倫理・ヒューマン・エンハンスメント倫理の交差点としてのポストヒューマン論:補遺」

5、篭橋一輝(南山大学社会倫理研究所)「持続可能な発展論における本質的自然資本概念の再検討」

6、沢田誠二(NPO-DEFC 代表)「豊かさ、貧しさとどう向き合うか?」


2014年3月8日(土) 京都大学文学部 第一講義室

京都大学 応用哲学・倫理学教育研究センター、および科研「「組織の社会的責任」に関する哲学・倫理学的研究」(代表: 水谷雅彦)との共催

1、石崎恵子(JAXA)「JAXAにおける人文・社会科学分野との連携と倫理」

2、鈴木晃志郎(富山大学)「ユビキタス・マッピング時代のプライバシー問題」

3、稲葉振一郎(明治学院大学)「宇宙植民の倫理学ないしミドルレンジの宇宙倫理学 ポストヒューマン倫理との関連を意識して」

4、八代嘉美(京都大学)「「老人と宇宙」への道 −細胞リプログラミング時代の「再生」について−」

5、神崎宣次(滋賀大学)「マーズワン計画のFAQにおける倫理的考慮の検討」


2014年6月14日(土) 立命館大学朱雀キャンパス3階304教室

1、浅野幸治氏(豊田工業大学)「反動物実験論」

2、由井秀樹氏(立命館大学)「日本における不妊医療研究の系譜:1930年代から1980年代まで」

3、江口聡氏(京都女子大学)「パーソン論はその後どうなったの?:Olson、McMahan、DeGrazia」(仮題)

4、井上彰氏(立命館大学)「功利主義と優先主義——ロールズの古典的功利主義批判からの出発」

5、中村治氏(大阪府立大学)「地域社会と精神医療」(仮題)


2014年9月20日 土曜日 滋賀大学大津サテライトプラザ会議室

1、井保和也「人格と人工物ーーマーキスの中絶反対論およびオルソンの動物説に対する一つの応答 (仮)」

2、佐々木拓「自由意志はなぜ重要か:依存症患者とその責任」

3、山口尚「人間的自由の本質——土塊・ひと・神」

安彦一恵著『「道徳的である」とはどういうことか—要説・倫理学原論』合評会

4、杉本俊介 批評

5、江口聡 批評


2014年12月27日(土)・28日(日) 京大文学部第一講義室

科研「世界における患者の権利に関する原理・法・文献の批判的研究とわが国における指針作成」(代表:小出泰士)と共催

12月27日(土)

1、鍾宜錚(立命館大学)「終末期医療における場所の倫理性について(仮)」

2、田中美穂(日本医師会総合政策研究機構)、児玉聡(京都大学)「日本の「尊厳死法案」およびその議論の問題点」

3、小林真紀(愛知大学) 「患者の未承認薬へのアクセスとヨーロッパ人権条約8条— Hristozovおよびその他対ブルガリア事件をもとに—」

4、盛永 審一郎(富山大学) 秋葉 悦子(富山大学) 「ES、iPSから作成した精子卵子を用いての受精卵作成の是非」

12月28日(日)

5、浅野幸治(豊田工業大学)「カーラザースの契約主義的、動物権否定論」

6、安井絢子(京都大学)「ケアの倫理は看護倫理として適切か—ケアの倫理の教育可能性を中心に−」

7、中澤栄輔(東京大学)・山本圭一郎(東京大学)・立花幸司(熊本大学)「BMIの倫理再考」


2015年3月14日(土) 立命館大学朱雀キャンパス2階209教室

科研「間文化性の理論的・実践的探求—間文化現象学の新展開」(代表:加國尚志)と共催

1、林芳紀(立命館大学)「医学研究者の追加的ケアの責務の基礎付けとその展開—部分委託モデルの妥当性と可能性」(仮題)

2、杉本俊介(京都大学)「企業倫理と動物倫理とロボット倫理における道徳的行為者性の比較検討」

3、藤木篤(久留米高専)「我が国における日本住血吸虫病対策と公衆衛生・環境倫理・保全医学」(仮題)

4、神崎宣次(滋賀大学)「資料収集の倫理」


2015年6月27日(土) 同志社大学今出川キャンパス 光塩館地下会議室

(法理学研究会と共催)

1、井上達夫 (東京大学)、信山社『法と哲学』創刊の趣旨について説明

2、児玉聡 (京都大学)「法と倫理学」

3、 コメント:若松良樹 (学習院大学)

4、松元雅和 (関西大学)「兵士の道徳的平等性に関する一考察」

5、 コメント:近藤圭介 (京都大学)


2015年9月19日(土) 滋賀大学大津サテライトプラザ会議室

1、李明哲「ヘイトスピーチに関する発表」

2、浅野幸治「左派完全自由主義の正義論」

3、沢田さやか「国境なき医師団:人道支援における挑戦と課題」(仮)


2015年12月26日(土)・27日(日) 京大文学部第7講義室

科研「世界における患者の権利に関する原理・法・文献の批判的研究とわが国における指針作成」(代表:小出泰士)と共催

12月26日(土)

1、鈴木崇志(京都大学)「ドイツの終末期医療をめぐる近年の倫理学的議論について ーミヒャエル・クヴァンテの思想を中心にー」

2、蔵田伸雄(北海道大学)「タイトル未定」

3、小出泰士(芝浦工業大学)「フランスにおける多能性細胞の倫理」

12月27日(日)

1、田中創一朗(京都大学)「タイトル未定」

2、浅野幸治(豊田工業大学)「和歌山県太地町のイルカ追い込み漁問題」

3、樫則章(大阪歯科大学)「研究不正の認定基準について」

4、坂井昭宏(桜美林大学)「セックスとエシックス」


2016年3月19日(土)・20(日)  京都女子大学S校舎S207教室

3月19日(土) (一部は第1回動物倫理研究会と共催)

1、鬼頭葉子(長野高専)「動物への配慮の諸相」

2、塩谷恭子(国立循環器病研究センター)「実験動物に関する倫理的観点について」

3、吉沢文武(千葉大学)「動物実験の倫理と死の危害」

4、林芳紀(立命館大学) 「追加的ケアについて」(仮)

5、坂井昭宏(桜美林大学)「セックスとエシックス」

3月20日(日)

1、杉本俊介(大阪経済大学)「責任ある投資の倫理学的考察」

徳永哲也『プラクティカル 生命・環境倫理』合評会

2、三浦隆宏(椙山女学園大学) 批評

3、柿本佳美(京都女子大学) 批評

品川哲彦 『倫理学の話』合評会

4、岡本慎平(尾道市立大学) 批評

5、奥田太郎(南山大学) 批評


2016年6月25日(土) 京都女子大学 S校舎 S207

1、久木田、神崎、佐々木、本田『ロボットからの倫理学入門』(仮、名古屋大学出版会)のための草稿の検討

橘木俊詔(京都女子大学)『21世紀日本の格差』(岩波書店、2016年)合評会

2、浅野幸治(豊田工業大学) 批評

3、角崎洋平(立命館大学) 批評


2016年9月25日(日) 京都女子大学 S校舎 S207

1、浅野幸治「移民の正義」

2、加茂直樹「京都生命倫理研究会の30年」

3、品川哲彦「京都生命倫理学研究会創立30年に寄せて——応用倫理学へのずれと自己同一性の模索」

4、水谷雅彦「私と生命倫理研究会」

5、児玉聡「『新版 生命倫理学を学ぶ人のために』企画案」


2016年12月24日(土) 京大文学部 第一講義室

科研「世界における患者の権利に関する原理・法・文献の批判的研究とわが国における指針作成」(代表:小出泰士)と共催

魚住洋一先生の業績の検討会

1、品川哲彦(関西大学)「思索と文体——魚住洋一の仕事」

2、江口聡(京都女子大学)「魚住先生のセックス哲学」

丸山徳次先生の業績の検討会

3、魚住洋一(龍谷大学)「科学批判から「ミナマタ」へ──丸山徳次の哲学/倫理学」

4、白水士郎(近畿大学) 「里山の環境倫理:成果と展望」

5、品川哲彦(関西大学) 「医師—患者関係における責任概念について」(仮題)

6、児玉聡(京都大学)「終末期の治療中止に関する法規制の比較検討」(仮)


2017年3月11日(土) 京都女子大学 S校舎 S309

1、浅野幸治「工場式畜産の発展」

2、鈴木真「幸福と不幸:福利において善と悪の絶対的な区別はできるか」

蝶名林亮氏の新刊『倫理学は科学になれるのか: 自然主義的メタ倫理説の擁護』合評会 司会:鈴木真

3、安藤馨 批評

4、伊勢田哲治 批評

5、植原亮 批評

6、蝶名林亮 リプライ


2017年6月17日(土) 京都大学文学部 第一講義室

1、三上航志(京都大学)「相模原障害者殺傷事件の研究—事件の概要と論点整理—」

2、児玉聡(京都大学)「ダウン症と幸福」

3、大庭弘継(京都大学)「科学的助言と人文・社会科学の関係—エビデンスと学術的提言を中心に」

4、田中美穂(日本医師会総合政策研究機構)・児玉聡(京都大学)「渡航幇助自殺にみる終末期医療の問題」


2017年9月9日(土) 京都女子大学 A校舎A302教室

稲葉振一郎『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)合評会

1、大庭弘継 批評

2、安彦一恵 批評

3、著者からのリプライ

農業倫理学特集

4、太田和彦「ポール・トンプソン著『<土>という精神』についての訳者解説(仮)」

5、鈴木俊洋「農業的熟練知と新技術の倫理学(仮)」

6、竹中真也「トンプソンのアグラリアニズム(仮)」

7、寺本剛「intensificationの倫理学(仮)」

8、藤木篤「農業害虫の人為的絶滅、その技術的変遷と倫理(仮)」


2017年12月10日(日) 同志社大学・光塩館 地下会議室

共催:法理学研究会、日本功利主義学会(仮)

若松良樹編『功利主義の逆襲』(ナカニシヤ出版、2017年)合評会

第一部 評者報告

1、浅野 幸治(豊田工業大学)

2、戒能 通弘(同志社大学)

3、鈴木 真(関西福祉科学大学)

4、杉本 俊介(大阪経済大学)

第二部 編者・執筆者応答および議論

5、若松 良樹(学習院大学)

6、児玉 聡(京都大学)

7、米村 幸太郎(横浜国立大学)

8、板井 広明(お茶の水女子大学)

9、小松 佳代子(東京藝術大学)

10、安藤 馨(神戸大学)


2018年3月24日(土) 京都大学文学部総合研究棟2号館第8講義室

1、浅野幸治(豊田工業大学)「動物権利論と野生動物の問題」

2、小門穂(大阪大学)「なにが性を決めるのか─「中性」をめぐるフランスの動向から」

3、江口聡(京都女子大学)「性的モノ化再訪」


2018年6月9日(土、午後)、6月10日(日) 京都大学文学部第六講義室

科研「先端医療分野における欧米の生命倫理政策に関する原理・法・文献の批

判的研究」(代表:小出泰士)と共催

6月9日(土) 盛永審一郎(富山大学名誉教授)『人受精胚と人間の尊厳—診断と研究利用—』(リベルタス出版、2017年)と澤井努(京都大学)『ヒトiPS細胞研究と倫理』(京都大学学術出版会、2017年)の合評会

1、江口聡(京都女子大学)  批評

2、盛永審一郎 批評

6月10日(日)

3、松田純(静岡大学名誉教授)「安楽死と尊厳死」

4、神馬幸一(獨協大学)「ドイツにおける再生医療の現状と法的課題」


2018年9月15日(土) 京都女子大学 現代社会学部(S校舎)309

1、浅野幸治(豊田工業大学)「捕食の問題」

2、児玉聡(京都大学) 「社会生物学再訪」

3、児玉正幸(国立大学法人・鹿屋体育大学名誉教授)「流産予防のための着床前遺伝子スクリーニング(PGS)臨床適用に関する倫理的考察—日産婦学会VS大谷徹郎医師論争所見—」

4、島田貴仁(警察庁科学警察研究所)「犯罪と犯罪者の見かた—原因論と機会論から考える—」


2018年12月25日(火) 京都大学文学部 地下1F 大会議室

1、奥田太郎(南山大学)「喫煙者を絶滅させることは倫理的に正しいことか?」

2、田中美穂(日本医師会総合政策研究機構)・児玉聡(京都大学)「安楽死をめぐる主な論拠の提示と倫理的・哲学的問いとその応答の整理」

3、竹中勲(同志社大学)「性的少数者(LGBT、同性愛者とトランスジェンダー)と憲法の基本的人権保障」(仮題)

4、児玉正幸(鹿屋体育大学名誉教授)「ジョージア代理出産ビジネス考—渡タイ代理出産คลอดโดยคุณแม่อุ้มบุ難民のその後—」

5、橘木俊詔(京都女子大学)「遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか」(2017年出版の平凡社新書の本を参照)

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